診療コラム

咀嚼の重要性

咀嚼の重要性

咀嚼の重要性

良く咬む事は様々な効用があります。

1)消化に良い:

日本人は3歳を超えると唾液にでんぷんの分解酵素が出てきます。
これは小腸でも出てくるのですが重要な酵素で、いち早く、咀嚼物に混和されるべきです。

2)食事が美味しくなる

でんぷんが分解されればブドウ糖に変わり甘くなります。
もちろん食品の細胞が粉砕されエキスは遊離し舌面の味覚センサー、鼻の嗅覚センサーの潤沢にシグナルを送ります

3)自律神経が正常化される

多咀嚼による一定時間の食事は副交感神経を働かせてくれます。副交感神経は分泌液を促しますが、消化には完全に有利です。
さらに仕事や勉強、運動時の交感神経優位を休ませてくれ、安定した自律神経の拮抗が得られます。

4)首、頭周辺の血液循環が促進される

咀嚼は顎についている筋肉の伸縮によって行なわれるのですが、この運動は顎や頭部へ激しく全身からの血液を呼び込みます。
ですから、よく咀嚼をする人の顔は張りや艶が出て生き生しています。
もちろん脳に対しても血液供給や神経伝達による刺激によって好影響を与えます。
咀嚼が学習能力やアルツハイマー罹患率と関係があるといわれる所以です。

5)脳刺激により脳機能が向上される

顎や歯からの知覚入力のケーブル(神経線維)は小指一本ほどの太さがあり目や鼻、耳からのケーブルの5〜6倍はあります。
食事をするということは、咀嚼や歯ごたえ、味覚、視覚、香り、咬み合うときの音や料理の音、楽しい会話、、等々、感覚入力を総動員させた弾ける瞬間、時間なのです。

特に咀嚼による知覚入力は主役を演じています。
感性を豊かにするためにも大切に捉えていただきたい時間と考えます。

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