診療コラム

硬いものについて

硬いものについて

硬いものについて1

成長が完了した成人の方は、硬い食品を傾向的に摂ることは歯や周囲器官には大きな負担がかかります。

正しく丁寧に使っていくということは、道具を傷めず長持ちさせていくための王道です。
歯科医は受け皿である歯列のお手入れをさせていただくことが仕事ですが、同時に皆さんが適正な力、使い方を認識、実践していただくということも大切なことです。

もちろん、歯の治療では、硬いものでも噛もうと思えば噛めるようにしていきます。
でも、長持ちさせようとなると、やはり大切な注意点なんですね。

硬い物代表

1) おせんべい:一度に一袋は、さすがに良くない。一枚くらいなら。
2) 濡れせんべい:意外と歯に負担あり。
3) ナッツ類:ピーナッツ、ジャイアントコーンなど
4) フランスパン:縦にストロークをとる食べ物の代表
5) 乾物一般:するめ、貝柱、ビーフジャーキー、乾燥果物
6) おしゃぶり昆布:これで歯を壊した人、一杯います。
7) 特殊な寿司ねた:サザエ、アワビ、等
8) 特殊な焼肉ねた:ミノ、ホルモン等

とはいえ、歯ごたえを味わうのも楽しみの一つですよね。
お酒も、甘い物もそうでしたが、そういった嗜好品としての認識で味わうのがいいのかも知れません。
要は、人生の楽しみと、体のイタワリとのバランスというところでしょう。

 

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